採用担当者から見た長期インターンに受かる人の3つの特徴、受からない人の直すべき点

大学生の方は就職活動が成功するように長期インターンシップに参加する方も多いですよね。

実際に企業に勤める体験ができ就職活動にもその経験が活きてくるので積極的に参加する学生の方も増えてきています。

しかしそんな長期インターンシップになかなか受からないという方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方のためにインターンシップの採用担当をしてきて、100人以上の学生の方と面談をしてきた私が、一体どのようなところをみて合否を判断していたかを赤裸々にご紹介したいと思います。

結論として、

  1. プロフィールや自己PRの量が少ない、浅い
  2. 何を学びたいのかを明確にできていない
  3. 短期間/短時間しか参加できない

といった方は、長期インターンシップに不採用になりやすいです。

以下ではどのような点が原因となって、インターンに不採用になっている方がいるかを紹介していきます。

どういったところをみているかを参考にして頂いて、どこを改善するべきかをぜひご自身で見つけてもらえれば幸いです。

 

プロフィール・自己PR


弊社ではとある有名な長期インターン求人サービスを利用してインターンシップ生を募集していました。

応募して頂いた方の中でまず多かったのが、①プロフィールや自己PRがそもそも書き切れていないという方です。

スキルシートや自己PR、プロフィール画像といった自分を紹介する部分を書いていないという方が結構いらっしゃったのです。

自己PR スキルシート 不足 採用担当 書類選考 書類審査

経験上ですが、大体半数ぐらいの方がプロフィール欄を埋め切れていないという状態で応募して頂いておりました。

当然ですが、インターンシップの選考は応募してすぐの段階、書類審査から始まっています。

プロフィール欄や自己PRがしっかり書かれていないとどんな人なのか採用担当も判断できず、その時点で不採用となる可能性が高くなってしまいます。

インターン求人サービスを使っていてプロフィール欄や自己PRが埋め切れていないという方は絶対に書ききっておくことをおすすめします

 

志望動機


弊社ではWebマーケティングのインターンシップを募集させて頂いていましたが、志望動機はまず初めに重視していました。

具体的には

  1. 応募に至った背景
  2. インターンシップを通して何を学びたいのか

の2点を特に見ていました。

この2点のうち、背景はうまく説明できる方が多かったですが、②何を学びたいのかをきちんと言語化できている方が少なかった印象です。

応募に至った背景

応募に至った背景についてお伺いしたときは、応募者それぞれの様々な背景について色々な話を聞かせて頂きました。

もちろんこの背景もうまく説明できなかったりなんとなくで応募しているのだなと判断される方もいらっしゃいました。

そういった方は自社への志望度が低いと判断されて不採用となりやすいでしょう。

インターンを通して何を学びたいのか

応募者の方々は、インターンシップを通して何を学びたいのかについてを、具体的に答えられる方が少ない傾向があるようです。

弊社のケースを例に挙げれば

  • ○○という背景があったためWebマーケティングをやってみたいと思った。
  • ○○という背景があったのでWebマーケティングは将来役に立つと思った

という動機がよく言われましたが、このWebマーケティングの何を学びたいのかがない学生の方が多かったです。

SEOや広告運用、SNSマーケティング、動画マーケティングなど、Webマーケティングという分野でも種類はたくさんあります。

その中でもどの分野で自分がなぜその分野について学びたいのかという理由を明確にしておくことはおすすめです。

期間


長期インターンシップなので、どのくらいの期間 参加できるかは基準にしていました。

期間としては少なくとも3か月以上はいられることを基準として設けていました。

そのため③短期間/短時間しか参加できない方は断られやすいでしょう。

企業の長期インターンシップでは、実際の業務に携わってもらうことを想定している企業も多いです。

そのために初めの期間は業務内容を覚えてもらったり、スキルを身につけてもらうわけです。

インターン 研修期間

しかしもし勤務期間が3か月以内だと実際の業務に携わってもらう前にインターンシップが終わってしまうケースが多いんですね。

また週に何回出られるかということも重視していた部分です。

例えば週1日しか出られないとなると、業務内容を覚えてもらうのにもかなり時間がかかってしまいます。

たとえ半年以上インターンシップに参加できるといっても週1日という方は基本的にはお断りさせて頂いてました。

長期インターンに応募する際は少なくとも募集している企業が定める勤務条件を確認し、それ以上は勤務できる企業を探すのがおすすめです。

 

まとめ


長期インターンシップでは就職活動ほどの自己PRや業界研究、志望動機は求めていませんが、それでもしっかりと対策を立てておくのが採用される秘訣だと思います。

長期インターンが就活に役立つから手当たり次第で応募してみるのではなくて、応募する企業がどんなことをやっていて、自分が何を学びたいのかをまず明確にしてみてください。

そうすると参加できるインターンシップは自ずと増えてくるはずです。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

今回は以上となります。