自社開発企業に転職できるプログラミングスクールは?SESや受託開発企業ばかりのスクールも、、、

この記事のまとめ

  • スクールの転職先は自社開発、SES、受託開発企業に分かれる
  • 自社開発企業に就職したいなら『ポテパンキャンプ』
  • SES、受託開発企業に就職するメリットはある

最近のプログラミングスクールはただプログラミングスキルが身につけられるスクールばかりではなく転職支援がセットになったスクールが増えています。

既に社会人の方でもスクールに通うことで未経験からエンジニアへの転職になることが可能です。

しかし、そんな転職支援で気になるのは「転職先」ではないでしょうか。

転職に成功したとしても転職先が請負の下請け会社ともなればその転職は成功したとも言えません。

今回は転職を目的としておりエンジニア職の中でも『自社開発』企業へしたい際のオススメのスクールをご紹介致します。

 

スクールの転職先は主に3つに分かれる


まず初めに転職支援をするプログラミングスクールではエンジニアに転職することは可能ですが、エンジニアの中でも3つの業種に分かれています。

  • 自社開発企業 → 自社内で運営しているサービスの開発ができる企業
  • 受託開発企業 → 開発業務を他企業から受託している企業
  • SES企業 → 客先にエンジニアを派遣する企業

これらの3つのうちエンジニアとして最も魅力度が高いのは『自社開発企業』です。

理由は単純で入社前に自分がどんなサービスに携わるのかが分かるからです。

受託開発、SESでは入ってからでないと何を開発するかも分かりません。

月単位で開発するものは変わることもあり、技術は付くものの開発自体が言ってしまえば作業のようなものになりがちで自社開発企業ほどのやりがいは感じられません。

そういった点を踏まえると一つのサービスにエンジニアとして長期間携わえる自社サービス開発の魅力が高いのです。

 

自社開発企業に転職するならこのスクール!


本題に入ります。

スクールによって自社開発企業への転職率は大きく変わってきます。

今回は転職支援に強いプログラミングスクールの中で自社開発企業の転職に強いスクールをランキング形式にご紹介します。

転職に強いプログラミングスクール

  1. ポテパンキャンプ
  2. テックキャンプ
  3. Tech Boost
  4. DMM WEB CAMP
  5. GEEK JOB

 

1位:ポテパンキャンプ

ポテパンキャンプ
料金 転職先 転職実績
300,000円 自社開発:100% オウチーノ、IBJ、Ready for

ポテパンキャンプは完全オンライン型のプログラミングスクールです。

転職支援も行っており、転職先が自社開発企業のみとなります。

自社開発企業に勤めたいのであれば、まず一番におすすめできるスクールです。

ポテパンキャンプはこちら→ポテパン公式サイト

テックキャンプ

Tech camp
料金 転職先 転職実績
648,000円 自社開発: 61%
受託開発: 25%
SES: 13%
CyberAgent、MoneyForword、DMM.com、GMO CLOUD

Youtuberとしても有名な『まこなり社長』が運営しているプログラミングスクールです。

とにかく転職支援が手厚いことで有名な企業となっています。

転職ができなかった時には保証も付いており全額返金されるというの安心の保証付きです。

転職実績にはCyberAgentやMoneyForwordなど上場企業への転職実績もあり、自社開発企業の転職も6割を超えています。

テックキャンプはこちら→テックキャンプ公式サイト

GEEK JOB

GEEK JOB
料金 転職先 転職実績
無料 自社開発: 30%
SES: 70%
CyberAgent、DMM.com、CROOZ、BOOK-OFF

グルーヴ・ギア 株式会社が運営するプログラミングスクールです。

費用は一切かからず、就職支援もサポートしているオンラインにも対応しているという珍しいプログラミングスクールとなっております。

オンライン授業なので、仕事をしている方でも帰宅後に勉強ができるの便利な点となっています。

学習期間は未経験の方で60日間、自信で学習したことがある方は40日間程度なっております。

また、30代以上の方はお断りされているの注意が必要です。

GEEK JOBへの申込みはこちらから→GEEK JOB

DMM WEB CAMP

DMM WEB CAMP
料金 転職先 転職実績
628,000円 自社開発: 20%
受託開発: 50%
SES: 30%
teamLabo、HIS、ATEAM、DMM.com

DMMが運営するスクールです。

転職成功率98%を誇っており、テックキャンプと同じく転職保証が付いています。

DMM.comで自社で運営するサービスへの転職実績もありますが、それだけでなくHISやATEAMなどの上場企業への転職実績があるのは魅力的な点です。

しかし、自社開発企業への転職は2割り程度となっており、ほとんどは受託開発企業への転職先となっています。

DMM WEB CAMPはこちら→DMM WEB CAMP公式サイト

Tech Boost

TECH BOOST
料金(税抜) 転職先 転職実績
359,200円 自社開発:10%
受託開発:20%
SES:70%
DeNA、コロプラ、DMM.com、accenture

tech boost(テックブースト)はエンジニアに特化したキャリアサービスを展開しているBranding Engineerが運営するプログラミングスクールです。

DeNA、コロプラなど大企業への転職実績など幅広い転職実績がありますが自社開発企業への実績は多くはありません。

転職支援のサポートも手厚いですが、SESへの転職が7割となっているので自社開発企業を希望する場合は向いていません。

 

自社開発企業への転職が少ない理由


ご紹介したように実は自社開発企業に転職ができるプログラミングスクールは多くはないのです。

どこのプログラミングスクールもSES企業や受託開発企業に転職させるのは理由が一つあります。

その理由が『SES企業や受託開発企業の方が実績を積みやすい』という点です。

SES企業や受託開発企業では月単位で開発するものは変わることもありますが、逆に言えば様々なサービス開発に関わることが出来るとも言えます。

エンジニアとしてはスキルを身につけるだけでなく、現場に入り様々なプロダクトの開発に関わることも非常に大切なことなのです。

多くプロダクトに関わることで、対応力が身につく

私自身もエンジニアとして初めて勤めた企業は受託開発企業でした。

その企業には3年ほど勤めましたが、関わったプロダクトは20以上になります。

20以上のプロダクトに関わることは自社開発企業ではまず不可能です。

そして、多くのプロダクトに関わったことで得たものは『対応力』です。

全てが同じ設計のプロダクトなどは存在せず一つ一つのプロダクトによって仕様や設計が変わってきます。

そのため、プロダクト制作する上では毎回様々なスキルや実装が求められるんですね。

その度に得た実装方法やスキルは自分の血肉として身についてきます。

20以上のプロダクトに関わってきたことで、様々な実装方法や設計を学んできました。

そして得た知見は確実に今に活きてきます。

受託開発企業やSESの転職は決してデメリットばかりではありませんので、ぜひ転職を決める際は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。